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ガオー!ライオンだよ          初めての子育てと大連生活のいろんな発見


by otamatokero

本渓と瀋陽 3日目

この日のメイン観光はもちろん瀋陽の故宮。
その後、子供たちのために科学館を見学し、大連へ帰るというスケジュール。

北京の故宮は有名ですよね。日本では映画「ラストエンペラー」以降はもっと知名度アップされました。私も約20年前に見学したことがあります。
瀋陽の故宮は北京より古く造られ、世界遺産にも登録された場所です。
華美というより質素、しかし当時の技術を尽くした石や木の彫り物のすばらしさに圧倒されました。
建造物の彫り物は全て木でできていて、それに塗料を塗っているのだとガイドさんが説明してくれました。

日本のドラマ「大奥」のような密史(裏に隠された歴史)で語られる後宮の様子に、かつての皇帝の生活などを想像したり・・・、日本とそう変わりないのでしょうね。
5人いた奥様のお部屋はどれもさほど変わらず、子供がいたかいないかで内装がちょっと違っていたり。
中国でも密史ドラマは人気が高いらしく、同行した中国人の奥様にも見るよう薦められました。
私は大連へ来るまで中国にそれほどの興味を持ったことはありません。
もっともっとこの国のことを知りたい、知ってから旅行に来たかったな、と後悔しました。

移動する車の中で見た瀋陽の町中は、大連と比べそれほど大都市を感じさせません。ここは大連も属する遼寧省の省都なのですが大連がいかに発展しているかがわかります。

そして子供たちが楽しみにしていた科学館到着。
リニアモーターカーだとか、一番面白そうな乗り物系はほとんど全部故障中。
3階まであったのですが、上へ行くにつれ面白そうなものは少なく、子供たちの飽きるのも早かった。こんなものなのかねぇ。。。夏休みなのに、もうちょっと整備に力入れたりしないのかしら。

外へ出たら雲行きが怪しく、急に雷雨になりました。
時間的に他の場所に行くことはできず、このまま帰路に着きながらランチの場所を探すことに。
あまりの雨に外へ出る気になれないまま、市外のちょっと栄えてる場所でなんとか良さそうな所を見つけてランチしました。
実はこの間、naoは車内で発熱して少しぐったりしていて心配でした。
でも食欲はあり、食後様子を見ていたところ熱は2時間ほどでひきました。
旅行中ずっと暑かったし、車内も狭く、ちょっと無理が多かったのかもしれません。
2日目はお昼ねもしなかったので、きっと疲れていたのでしょう。

この場を借りてお礼を言いたいのが、同行の小学生たち。
車内でも観光中もホテルの中でも、実によくnaoの面倒を見てくれました。
やさしいおにいちゃんおねえちゃんと一緒で本当によかったです。
(逆にみんなも退屈をnaoで紛らわせてくれていたようです。あとで聞いたのですが、旅行中の感想をパパに聞かれてnaoの話と瀋陽の空中庭園の公園の話しかしなかったそうです。)

そして・・・7時近くになってやっと開発区に戻れました。
平日なのにパパが出迎えてくれました。なぜかは次のアップをお楽しみに。



まず、故宮の雑草取り。7、8人もの人が暑いのに頑張って取っていました。日本では昼間の観光地でこんな光景はなかなか見られないですよね。

なんと言っても、添乗員の女性。ひどかった。彼女はただそこにいるだけ、添乗員の定義が日本とは違うのでしょうか。一緒に行動するだけの人が添乗員?
まず本渓まで4時間もしないで行けると言ったくせに、5時間以上かかった。
距離からして当たり前なのだが、彼女は道行く人に本渓への行き方まで聞いていた。分からないなら地図くらい買っておけ!行き当たりばったりかい。
そのくせ大連近郊の知っている場所についてはバス内で中国語で語りまくり。それより私たちの行く場所を調べておきなさい。
2日目以降が心配になった私たちは現地ガイドを用意するよう申請。もちろん無料でね。
チケット買ったり、そんなことは添乗員の仕事なのに、子供のチケットでトラブル発生も2度。友人はキレました。言葉が通じないだけでは済まされないことが多く、暑くてただでさえイラつきがちのこの旅に拍車をかけていました。
運転手さんはよく気がつく、とてもいい人だったので、それはとてもありがたかったのですが。
by otamatokero | 2006-08-27 14:11 | 旅行